剣の輪舞→王と最後の魔術師 読了

アマゾンのレコメンドを見ていたら、15年ほど前に買ったエレン・カシュナーの「剣の輪舞」の続編が入っていて、思わず購入。
ファンタジーの中でも割と異色で、読者も限られるであろうと思っていたので、アメリカの賞を受賞したからとりあえず一冊翻訳してみたけど、あとはないよ、という扱いなのかと思っていた。

新たに買った「王と最後の魔術師」は前作の80年後ということだったので、まずは「剣の輪舞」を復習。なんとこれが3日で完了。
さらに読み始めた「王と魔術師」上下巻で4日で読了。
おい、速すぎだろ。
そのくらい、先が気になって、テレビも見ない、録画も見ない、睡眠時間も削る。まるで学生の頃のような読み方をしてしまった。

ちょっと結末で、作者から裏切られたような感じだったけど、まあ、そういうのもありかな。


LIFE2

料理本、めったに買わないのだけど、本屋のディスプレイで一目ぼれ。
装丁の肉じゃがの写真が半端なくおいしそうだった。
「かもめ食堂」のフードスタイリストの飯島奈美さんが出したんだとなれば、安心感たっぷりのおうちごはんができそうだし。

週末さっそく、いくつかのお料理を作ってみてだいぶ満足。
本を見ながら、こんなまじめに料理したのもひさしぶりだったりするけど、他にも試したいレシピがいろいろあったんで、しばらく楽しめそう。


リフトウォーサーガ第2部読了

去年読んだ第一部の続きを読んだ。
第一部の主人公であったアルサ殿下の3人の息子が主人公になって、その後、特に、第一部では存在しか出てこなかった南の大帝国がクローズアップされる。
ファンタジーノベルの世界では、主人公たちの国がヨーロッパ系で、見知らぬ国はアラブ系か中国系の国をイメージさせることはよくあり、この場合もイスラム帝国をほうふつとさせる。

相変わらずテンポもよく、おもしろかった。
けど、中途半端に終わってしまい、あれあれ?と思っていたら、まだこの先続きがあるのだそう。

なのに…。
日本語訳が出ていない。
原典にチャレンジするか? と思い、調べてみたら、フィースト氏のオフィシャルサイトが見つかった。
http://www.crydee.com/

サイト名がクライディーというのがよいなあ。
作品リストを見ると、あるわあるわ。
第2部の後、これだけ続いているんだと、うれしいやら悲しいやら。
今の段階で続きが出てないってことは、もう日本語訳が刊行されることはないだろうからな。

さあ、どうしよう。


パーンの竜騎士 読了

7月ごろふと思い立ち、途中までしか買ってなかった「パーンの竜騎士」を引っ張り出し、さらに残りを買いそろえて読み始めた。
全10部、プラス外伝が3部。一冊ごとが太いし、最近のライトノベルと違って文字びっちり、なんで読み応えあるんだけど、意外に速く読み終わった。一気に読ませる文章の力、というのだろうか。


パーンの竜騎士 リスト

最初の何巻だけでも充分面白かったと思うし、正直、「竜」という言葉につられ、1-3巻あたりのファンタジー色が気に入っていると、SF色が強くなる後半はだるかったりしたのだけど。最後まで読んだら「最初に戻ってた」んで、もう一回最初から読んでやろうかと思うくらい、結局は面白かったわけで。


やじきた学園道中記

友人が手術で入院、で、見舞いに何を持って行ったらいいか聞いたら、漫画を持って来いと言うので本棚をのぞいてみる。
本がこれ以上増えたら困るからと思って10年以上漫画は買っていなかったのだけど、数日の入院なんだからある程度巻数があるやつで、人に貸すとなるとちゃんとそろってないとなー。

と、思ったら意外にそういうのはなく。なぜか途中の数巻だけ買ったってのが多いのだ。多分、そのころは連載中のものを週刊誌で読んでいて、おもしろかったからその前を少しだけ買う、というのを繰り返していたんだと思う。全部買わないってところが、お金なかった若かりし頃を思い出させてくれるなあ。

さんざん悩んだ挙句、「BANANA FISH(参照:wiki)」を貸すことにしたんだけど、14巻まであって、そのあと、17巻と最終巻の19巻しかない。以前、この状態で貸してすごい恨まれたことがあったんで、とりあえず14巻までを梱包して準備。
続きが読みたいと言ってくれた時のために…というか、空いている巻を読みたいのは私も同じなので、さっそくamazonで15,16,18巻を発注する。
これでやっと全部そろうなあ。

それから、ついでに本棚で見つけた「やじきた学園道中記(参照:wiki)」。
これは珍しく1巻から22巻まで揃えていたんだけど、連載が止まってしまい、そのまま続きが出ているかどうかチェックもしていなかった。

いや、この絵柄。懐かしいじゃないかー。
って思ったので、さっそく調べ、23巻から29巻までが出ていることを知る。22巻と23巻の間は12年も空いていて、29巻で終わっているわけでもないのに、それから2年、新刊が出ていない。
ユーザーレビューも酷評の嵐だし、だいぶびみょうな気がするのだけど、こういうのは思い立ったときに揃えておかないとね。


パーンの竜騎士

アン・マキャフリーの古典(1巻目の初版は1968年)、SFとファンタジーの狭間のこの手の本が好きな人なら結構知ってる人は多いと思うけど。
先日の、「狼と香辛料」のあと、20年ぶりに開いて読み始めてみた。
これがおもしろんだなー。

で。
いまや、私も大人になったんでね。
当時3巻目で買うのをやめたんだけど、こうなったら全部読むしかないでしょって、amazonで残り14冊を発注。絶版になって久しいので当然古本だし、こういうのって、後半になるほど古本も減ってきて。東京から四国まで6店舗から取り寄せることになってしまい。
本自体は1円とかがほとんどなのに、送料がおそろしいほどかかった…。

amazonではamazon以外から買うと、注文数で送料がかかるんじゃなくて、良心的な店でなければまとめて買っても1冊340円取られるので、なんか損した気が。
ま、絶版になってから思い立つ私が悪いんだけどね。


パーンの竜騎士シリーズ アン・マキャフリー


狼と香辛料

実は、ライトノベルなるものを初めて読んだ。
あ、あと、ファンタジーもので日本人作家を読んだのも、前が思いだせないほど久しぶり(いや、初めてか?)。
そんだけ縁遠いってことは、自分で買うわけなく、人に借りて10冊一気読み。10冊読んでも完結でなかったのが悲しい…。うーん、中途半端だー。


狼と香辛料 >>

読んだのは「狼と香辛料」、支倉凍砂作、電撃文庫。
ライトノベルって、カバー絵がコミックテイストで、本屋で、恥ずかしくて手に取れないんだよね。
もちろん、ライト=中身ないんでしょ?、みたいな食わず嫌いもあったのだけど。

文章がくどくて、1冊の分量も3分の1の枚数で書ける気がするんだけど、ストーリーとしては意外に、面白かった。


デイブ・ダンカン 力の言葉シリーズ読了

15年以上に買った本、全8巻のうち6巻までしか買ってなくて、最近の「昔の本を読もう」マイブームの一環で最後の2巻を調達。絶版になっているのはもちろん、当のハヤカワ書店で検索しても見つからず、「なかったこと」になってしまった本らしく、かなりのマイナー本。
中古なのに新品よりやや高い値段を払うことになり、なんで15年前に買っておかなかったかと涙。(まあ、若かったから、いきなり全巻揃えるような大人買いなんて、お金がもったいなくてできなかったんだろうな)

最初の1巻から読み直して。
大まかにぐらいは覚えているつもりが、ほとんど記憶から失われていたことに笑うしかなく。
しかも最後の2巻がなければ、何も解決してない状態なのに。
よくもまあ、最後の2巻買わないで気が狂わなかったものだ。


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魔法の窓〈上〉 (ハヤカワ文庫FT―力の言葉)

ジャンルはファンタジー。
力の言葉、という知っているだけで力を与えてくれる言葉をめぐって、北の果ての小国で生まれ育った王女と厩の雑用係がたどる数奇な運命の話。
謎がいくつも隠されていて、最後の最後まで、え、そうだったの?と驚いてしまうような展開で目が離せなくて。8巻一気読みしてしまった。(まだ解明されていない謎もあるくらい。気になる…)


ドラゴンランス戦記読了

ドラゴンランス戦記6巻読了。
実は20年ぐらい前に友人に借りて読んでいたのだけど、途中で発刊スピードに追いついてしまい、待っている間に続きを読むのを忘れてた。最近の、ファンタジー・ブーム(いえ、完全にマイブームっす)でそういえば、最後まで読んでないってことを思い出して買ってみた。

当時は富士見書房から出ていたのだけど最近はアスキーに日本の発売元が変わっていて、ちょっとカバーのイメージが違っていてさびしかったので、中古で富士見のやつをゲット。


こっち古い方のカバー

こっちが新しいの

たぶん、中身は変わらないと思うけど、古い方の、妙にアメリカンな感じのカバー絵がお気に入り。でも、エルフとかゴールドムーンとかもっと美しく描いて欲しいよな。(^^;

年月がたっていても、やっぱり面白かった。
正統派ファンタジーと言ってもいいし、正統派と言いながら世界観は易しいので指輪物語とかで挫折しちゃった人も、これなら大丈夫だと思う。
あ、でも。主人公の作り方とか、正統派とは言えないかな。なんたって、コンプレックスの塊だし泣きまくってるしいつも文句タラタラで疲れ切ってて、最後まで二股かけてるし。

次はドランゴンランス伝説かなー。
でも、この6巻組みを探すのがすごく大変そう…。(ToT)


人類が消えた世界

アラン・ワイズマン著「人類が消えた世界」読了
都市なんかの人類の痕跡がどんな風に消えていくのか、が主かと思ったら、どちらかというと、人類が消えても人類が与えた環境への影響は、思わぬ形で長期にわたって残る、ということがメイン。エコ系読み物だった。

人類が環境に対してあれやこれやと悪影響を与えているのは、今やだれでも認めていること。
でも、この本では、人間が食べるためや寝るためや生きていくためにしている活動だけでなく、美容やレジャーやその他もろもろ、ある意味、どうでもいいようなことでもいかに大きく、長期間にわたって影響が残ることをしているのか、が語られている。

たとえば、洗顔料に含まれているポリエチレン系のスクラブ材。
スクラブ材そのものは非常に小さいので下水処理でとりのぞかれない。それはそのまま海に流れていき、プランクトンと形や大きさが似ているために生物に取り込まれてしまう。生物の体内ではもちろん消化されずに残ってしまい、以降の想像される結末は書かれていなかったけれど、食物連鎖でめぐりめぐってそれらがどこへ行くのか、さらに、それは永遠に近い時間分解されずに残るから、生物が死ねばまた海の中にもどり、新たに増えていくスクラブ材と一緒にまた海を漂流するわけで、その結末に何があるのか…。背中に寒いものが走ってしまった。

とはいえ、この本自体は、「だから環境を守ろう!」みたいな声高にスローガンを叫ぶようなことはなく、淡々と現実と今わかっている過去と未来を述べた「研究書」。人類が与える影響は確かに大きいが、他の生物もそれなりに影響は与えあっており、しかもそれに適応するために絶え間なく進化している。人類が消えたら消えたなりに、いればそれなりに、進化し適応していくだろうと達観されてしまった。

で。
私としては、まじめにエコバックとマイ箸に取り組もうと。
(オチが軽い…)